関わり方

夫をイクメンにする方法【お父さんの育て方】

当サイトでは、国際資格を持つモンテッソーリアンまりこ監修のもと、モンテッソーリ教育についてできるだけわかりやすい言葉を使って解説しています。

ゆうこ
ゆうこ
夫が育児に積極的に参加しない!どうしてなの?
まりこ
まりこ
お父さんが子育てに参加する鍵となるのは「父性」です!
もしかすると「父性」が育っていないのかも…?

お父さんが子育てに参加する鍵「父性」とは?
「父性」の育て方お父さんが子育てに参加する上で知っておきたいポイントとともに解説していきます。
お父さんの役割をおばあちゃんやおじいちゃん、保育士さんなどが担ってくれているというご家庭は置き換えて読んでみてください。

動画や音声でチェックしたいという方はYouTubeからぜひ!

「父性」とは?

ゆうこ
ゆうこ
父性」って何?
まりこ
まりこ
「父性」とは脳内で分泌されるオキシトシンというホルモンのことです!

オキシトシンが分泌されると、子どもを愛おしく感じるようになります。
お母さんは妊娠と出産を通して脳内でオキシトシンが分泌されるため、少しずつ子どもへの愛情が芽生え、心もお母さんになっていきます。

一方、お父さんは身体の変化が起こらないので、子どもが生まれた時点ではお母さんほど心が育っていません
このため、夫婦間で子育てに対する感覚に差ができてしまうんです。

まりこ
まりこ
だからこそ、子どもが生まれてから「父性」を育てていく必要があります!

「父性」の育て方

ゆうこ
ゆうこ
「父性」を育てるにはどうしたらいいの?
まりこ
まりこ
方法はひとつ!子どもと触れ合うことです!

「父性」は子どもとの触れ合いで育つ

お父さんの脳内でオキシトシンが分泌されると「父性」が育っていきます
オキシトシンを分泌させるには、子どもとの触れ合いが一番です。
子どもと触れあえば触れ合うだけ、「父性」が芽生え、どんどん子どもがかわいく愛おしく思えるようになるんです。

まりこ
まりこ
ここで大切なのが、お父さんは意識して子どもと触れ合う時間を作ることです!

子育て担当がお母さんになると、お父さんは子どもと触れ合う時間が少なくなってしまいます。すると、なかなか「父性」が育たず、子育てを他人事ととらえてしまう可能性が高くなります。

そうならないためにも、お父さんが子どもと触れ合う時間を意識して増やすようにしましょう。

まりこ
まりこ
「父性」が育つと、子どもと関わるのが楽しくなって、お父さんは自分から子育てに参加するようになります!

触れ合い時間の作り方

ゆうこ
ゆうこ
子どもとの触れ合い時間って、抱きしめたり、頭をなでてあげたり…ってこと?
まりこ
まりこ
もちろんそういった直接的なスキンシップもいいですが、1日にたくさんはとれないですよね。そこでオススメの方法を5つご紹介します!

01:絵本の読み聞かせ

膝に座ったり、隣に座ったりしながら読み聞かせをすることで自然とスキンシップが取れます。

まりこ
まりこ
絵本を読むことは言語教育にもつながるので一石二鳥ですね!

02:送り迎え

保育園や幼稚園に通われている方なら手をつないで園まで行きましょう。

まりこ
まりこ
送り迎えの時間がお父さんと子どもだけの大切な時間になります!

03:添い寝

お仕事の関係で朝は早いし夜は遅いしでほとんど子どもと関われないという方は、夜一緒に寝るというのもオススメです。

まりこ
まりこ
お子さんが寝ているところに後から布団に一緒に入っても大丈夫!

04:お子さんの身の回りのお世話

 オムツ替え
 着替え
 お風呂(沐浴)
 歯磨きの仕上げ など

お父さんがお子さんの身の回りのことをやっているときには、お母さんはあたたかく見守りましょう。
慣れないお父さんのやり方が気になるかもしれませんが、口出ししてふれあいの時間を邪魔しないように!

まりこ
まりこ
お父さんのやり方が気になる場合は、その場を離れるのもオススメです!

05:お腹の赤ちゃんに話しかける

妊娠中の方しかできないことですが、お腹の中の赤ちゃんに話しかけたりお母さんのお腹を触ったりしてあげましょう。

まりこ
まりこ
お父さんの「父性」を育てるだけではなく、赤ちゃんの脳の発達を促します。また、お腹で聞いたお父さんの声は、赤ちゃんにとって安心できる声になります!
ゆうこ
ゆうこ
子どもとの触れ合いを通して愛情が大きくなり子育てにも積極的に参加するようになるんですね!

お父さんが子育てに参加する上で知っておきたいポイント3点

まりこ
まりこ
ここでお父さんが子育てに参加する上で知っておきたいポイントを3つご紹介します!

ポイント01:「お母さんがいい!」にはどう対応したらいい?

ゆうこ
ゆうこ
子どもが「お父さんイヤ!」と言う場合にはどうしたらいいですか?
夫も「どうせお母さんがいいし…」となってしまうし…
まりこ
まりこ
「お母さんがいい!」と言われたとしてもお父さんのことが大好きです!
その上で「お母さんがいい!」の対処法を3つご紹介します。

01:子どもの身の回りのことを手伝う役割を決める

朝の着替えはお父さんが手伝う、お風呂はお父さんと入るなど、お父さんの役割を決めましょう。
役割が決まっていれば、「これはお父さんがやってくれることなんだ」とお子さんも受け入れやすくなります。

まりこ
まりこ
役割分担はお子さんが生まれたときから決まっているのが一番です。とはいえ、もう子どもも大きくなってしまっているという場合には次の方法を試してみてください!

02:お父さんに任せてお母さんは出かける

お母さんが同じ空間にいると、子どもは「お母さんがいい!」と思ってしまいます。
ですので、思い切ってお母さんは出かけてしまいましょう!

お父さんにとっても、1人でも子どものお世話をできた経験は自信につながり、お母さんもリフレッシュできます。

まりこ
まりこ
いきなり1日というのはハードルが高いため、数時間のお出かけから試すのもひとつです!

03:お子さんの気持ちに共感する

お母さんがいないときに「お母さんがいい!」となってしまったら、どう対応しますか?

「お母さんはいないって言ってるでしょ!」などお母さんがいないことを強調するのではなく、「そうだよね。お母さんがいいよね」と子どもの気持ちに寄り添いましょう。

まりこ
まりこ
「お母さん帰ってきたらやってもらおうね」とポジティブな言葉で関わってあげるだけで、反応は変わります!

ポイント02:お母さんと子どもの間に入らない方がいい期間もある?

まりこ
まりこ
じつは、赤ちゃんとお母さんの間に入らない方がいい期間もあります!

それは「共生期間」という、出産~生後6、8週間程度の期間です。
出産を経て、赤ちゃんはそれまで一心同体だったお母さんの身体から出てとても不安な状態。赤ちゃんはお母さんと一緒にいることで安心感を得られます。

また、赤ちゃんはお母さんのおっぱいを必要とし、お母さんは赤ちゃんがおっぱいを吸うことで子宮が収縮し産後の回復が促されます。
お母さんと赤ちゃんはお互いになくてはならない存在、共に生きている状態です。

ですので、この「共生期間」だけはお父さんは赤ちゃんとお母さんの間に割って入るのではなく、2人のサポートにまわりましょう。

まりこ
まりこ
「共生期間」が終わった後は、お父さんも積極的に関わってくださいね!

ポイント03:お父さんは子どもの自立の鍵?

ゆうこ
ゆうこ
とはいいつつ、「お母さんがやった方がスムーズだし…」と思ってしまうことも。
まりこ
まりこ
いえいえ、子育てにおいてお母さんとお父さんはそれぞれ異なる大切な役割を持っているんです!

お母さんは子どもにとって心の安全基地なのに対して、お父さんは子どもの自立を促す存在

お母さんと一緒だったら甘えて自分でやらなかったことを、お父さんと一緒だと自分でやりはじめるということがあります。

まりこ
まりこ
子どもの成長のためには、お父さん・お母さんの役割をそれぞれ大切にしながら関わることが大切です!

まとめ

お父さんが子育てに参加する鍵は、子どもとの触れ合いでスキンシップを増やし「父性」を育てることでした。
「父性」が育つと、子どもとの関わりがどんどん楽しくなって、自然と子育てに参加し、また「父性」が育つ…という好循環が生まれます。

子どもが自立してくると、日常の中で触れ合いの時間を持つ機会が減ってしまいます
「父性」を育てるチャンスは今しかありません!

まりこ
まりこ
ぜひ、ご夫婦でお父さんとお子さんの触れ合いの時間をどう作るか話し合ってみてくださいね!

YouTubeではブログでお伝えしきれなかったことをより詳しく解説していますので、ぜひそちらも見てみてください!

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