当サイトでは、国際資格を持つモンテッソーリアンまりこが、モンテッソーリ教育についてできるだけわかりやすい言葉を使って解説しています。
お盆があると棚が必要だし、すごい場所とっちゃうし、なくてよくない?
なぜモンテッソーリ教育ではお盆やトレーを使うのか、その理由をわかりやすく解説します。
またどんなお盆を選ぶといいのかもご紹介します。
お盆の役割

活動に必要なものをまとめておく
子どもはお盆ごと自分で机に運んで活動をする
お盆がオススメな理由
理由1. 子どもの「やりたい」を引き出す
活動も同じなの!
お盆に並べられた活動というのは、子どもの目に魅力的に写ります。
魅力的だからこそ、子どもは「やってみたい!」と思いやすいです。
親が「これやりなよ」とうながすのではなく、自分から「やってみたい!」と思えるというところがとても大事です。
理由2. 子どもの「やりたい」気持ちをすぐに満たす
お盆がなければ、活動の前に、活動に必要なものを探すという労力を使うことになります。
見つかればまだいいですが、見つからなかったら子どもはその活動をすることができません。
そうなると、子どもの「やりたい」という気持ちを満たしてあげることができません。
とってももったいないことです。
お盆があれば、活動をやりたいと思ったときに、お盆に活動に必要なものがすべてまとまっています。
子どもの「やりたい」という気持ちに、すぐこたえることができます。
理由3. 子どもが活動に集中できる
でも作業の途中で必要なものがないことに気づいたら、どう?
というか、子どもはもっと顕著だよ。
活動をやりはじめてから、必要なものがないことに気づくと、必要なものを探しはじめて、目に入る他のものに興味がうつってしまうということが起こります。
せっかく一つの活動に取り組もうとしていたのに、どんどん違うものに興味がうつっていき目的がわからなくなってしまうんですね。
必要なものがない、そんなささいなことで子どもの集中が途切れてしまうんです。
お盆に事前にしっかりと活動を用意しておくことで、活動を終えるまで集中して取り組むことができ、達成感を味わえます。
理由4. 子どもの自立を助ける
お盆が?
つまり、自分一人では活動は始められないんだよね。
自分で活動を用意できなければ、子どもは誰かに頼るしかありません。
つまり自分のタイミングで活動が始められないということです。
ですが、活動をお盆に用意しておくことで、子どもはいつでも自分で活動を始めることができます。
自分のやりたいときに自分のやりたいことができる、ということが自立につながっていきます。
それは考えてもみなかったなあ。
理由5. 安心感を与え、秩序のある思考を育てる
お盆があると、活動をしまう場所、定位置が自然と決まります。
整理整頓された空間を作ることができるんです。
整理整頓された空間は、子どもが片付けをしやすいというだけではないです。
整理整頓された空間には秩序があります。
いつもと同じものがいつもと同じ場所にある、そういった秩序のある空間は子どもに安心感をあたえます。
そして秩序のある空間は、子どもの秩序のある思考を育ててくれます。
それはゆくゆく論理的思考につながっていくものです。
何歳くらいから?

1歳半くらいになると歩行が安定してきて、物を持って運ぶということができるようになってきます。
そうなってきたら棚から活動をする机まで、お盆を運んで活動しましょう。
もちろん1歳半になったら、すぐにできるようになるわけではなく、徐々に取り入れるというイメージです。
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お盆の選び方、どんなお盆がいいの?

そこまで言うならお盆をうちでも導入します!
「ここを持つんだよ」など、言わなくても自然と持ち方がわかりますし、小さい子どもでも持ちやすいというのがその理由です。
お盆がなくてもいい例外

一つの活動が一つにまとまっているっていうことが大事です。
お盆を用意することば難しい場合は、活動ごとに一つにまとめるということを意識して環境づくりをしてみてください。
まとめ

活動に必要なもの、使うものをまとめておく
理由1.子どもの「やりたい」を引き出す
理由2.子どもの「やりたい」気持ちをすぐに満たす
理由3.子どもが活動に集中できる
理由4.子どもの自立を助ける
理由5.安心感を与え、秩序のある思考を育てる
1歳半〜2歳くらいから、徐々に取り入れる
取っ手のあるものがオススメ
活動を一つにまとめておくことができれば、カゴなどお盆でなくてもOK
取材・文:あつと
監修:モンテッソーリアンまりこ