おうちモンテ

なぜ?モンテッソーリ教育でお盆やトレーを使う5つの理由

当サイトでは、国際資格を持つモンテッソーリアンまりこが、モンテッソーリ教育についてできるだけわかりやすい言葉を使って解説しています。

あつと
あつと
モンテッソーリ教育っていうと、こういう棚にお盆が並んでるイメージがあるけど・・・

まりこ
まりこ
うん、そうだね
あつと
あつと
このお盆いる?
お盆があると棚が必要だし、すごい場所とっちゃうし、なくてよくない?
まりこ
まりこ
モンテッソーリ教育をやろうと思ったらぜひ取り入れてほしいところ!
あつと
あつと
なんでだろう?

なぜモンテッソーリ教育ではお盆やトレーを使うのか、その理由をわかりやすく解説します。
またどんなお盆を選ぶといいのかもご紹介します。

お盆の役割

あつと
あつと
そもそもお盆は何用?
まりこ
まりこ
モンテッソーリ教育では、お盆を活動に必要なものをまとめておくために使う
あつと
あつと
ふむふむ
まりこ
まりこ
そして子どもが自分でお盆を机に運んで活動をします
お盆の役割

活動に必要なものをまとめておく
子どもはお盆ごと自分で机に運んで活動をする

あつと
あつと
それだけ?やっぱいらない気が…
まりこ
まりこ
それだけなんだけど、それだけで子どもの発達を手助けできるんだよね!

お盆がオススメな理由

理由1. 子どもの「やりたい」を引き出す

まりこ
まりこ
ちょっと服を買いに行くところを想像してみて。
あつと
あつと
??はい。
まりこ
まりこ
同じ服だったとして、ショーウィンドウでマネキンが着ている服と、ショップの奥のほうでたたんで重ねられてる服どっちが魅力的に見える?

あつと
あつと
そりゃマネキンのほうかな。
まりこ
まりこ
そうだよね。
活動も同じなの!

お盆に並べられた活動というのは、子どもの目に魅力的に写ります。
魅力的だからこそ、子どもは「やってみたい!」と思いやすいです。
親が「これやりなよ」とうながすのではなく、自分から「やってみたい!」と思えるというところがとても大事です。

まりこ
まりこ
見えるところに置いてあることもポイントで、見えるところにあるから、子どもは「やりたい」って思いやすいんだよね。
あつと
あつと
ふむふむ。
まりこ
まりこ
せっかく活動を用意しても見えないところにあったら、そもそもやりたいって思えないよね。

理由2. 子どもの「やりたい」気持ちをすぐに満たす

まりこ
まりこ
何かやろう!って思ったら、すぐに取り掛かりたくない?
あつと
あつと
そうね〜。「思い立ったが吉日」的な。
まりこ
まりこ
よし!やろう!って思ったのに、まずはこの中から必要なものを探して下さい。って言われたらどう?

あつと
あつと
ちょっとやる気がなくなる。
まりこ
まりこ
ね!子どもも同じだよ。

お盆がなければ、活動の前に、活動に必要なものを探すという労力を使うことになります。
見つかればまだいいですが、見つからなかったら子どもはその活動をすることができません。
そうなると、子どもの「やりたい」という気持ちを満たしてあげることができません。
とってももったいないことです。

お盆があれば、活動をやりたいと思ったときに、お盆に活動に必要なものがすべてまとまっています。
子どもの「やりたい」という気持ちに、すぐこたえることができます。

理由3. 子どもが活動に集中できる

まりこ
まりこ
また、自分に置き換えて考えてみてほしいんだけど・・・
あつと
あつと
うんうん。
まりこ
まりこ
あつとくんは、何か作業をし始めました。
でも作業の途中で必要なものがないことに気づいたら、どう?
あつと
あつと
激萎えです。
まりこ
まりこ
で、必要なもの探しに行くでしょ?
あつと
あつと
うん。
まりこ
まりこ
そしたら、さっきやってた作業とは関係ないものが目に入ってきて、そっちに気を取られちゃうみたいなことない?
あつと
あつと
あるかも・・・
まりこ
まりこ
子どもも同じなの!
というか、子どもはもっと顕著だよ。

活動をやりはじめてから、必要なものがないことに気づくと、必要なものを探しはじめて、目に入る他のものに興味がうつってしまうということが起こります。
せっかく一つの活動に取り組もうとしていたのに、どんどん違うものに興味がうつっていき目的がわからなくなってしまうんですね。
必要なものがない、そんなささいなことで子どもの集中が途切れてしまうんです。

お盆に事前にしっかりと活動を用意しておくことで、活動を終えるまで集中して取り組むことができ、達成感を味わえます。

まりこ
まりこ
子どもの集中力はちょっとしたことで途切れてしまうこともあるので、大事に育ててあげたいですね

理由4. 子どもの自立を助ける

あつと
あつと
自立を助ける?
お盆が?
まりこ
まりこ
やりたい活動が見当たらなかったり、必要なものがわからなかったりしたらどうする?
あつと
あつと
そりゃ、わかる人に聞いたりするかな。
まりこ
まりこ
うんうん。「お母さんきてー」とか「お母さん○○がない!」とか・・・
つまり、自分一人では活動は始められないんだよね。

自分で活動を用意できなければ、子どもは誰かに頼るしかありません。
つまり自分のタイミングで活動が始められないということです。

ですが、活動をお盆に用意しておくことで、子どもはいつでも自分で活動を始めることができます。
自分のやりたいときに自分のやりたいことができる、ということが自立につながっていきます。

あつと
あつと
お盆が自立につながるんだ!
それは考えてもみなかったなあ。

理由5. 安心感を与え、秩序のある思考を育てる

まりこ
まりこ
見て!この整えられた空間。
あつと
あつと
うーん。きれいだね。

お盆があると、活動をしまう場所、定位置が自然と決まります。
整理整頓された空間を作ることができるんです。

小技紹介

片付ける場所とお盆にシールを貼って片付ける場所をわかりやすくすることもできます。
きちんと片付けられると気持ちいいです。

整理整頓された空間は、子どもが片付けをしやすいというだけではないです。
整理整頓された空間には秩序があります。
いつもと同じものがいつもと同じ場所にある、そういった秩序のある空間は子どもに安心感をあたえます。

そして秩序のある空間は、子どもの秩序のある思考を育ててくれます。
それはゆくゆく論理的思考につながっていくものです。

あつと
あつと
うちはお盆なくても、ちゃんと片付ける場所も決まってるよ!
まりこ
まりこ
それは素晴らしいことだね
まりこ
まりこ
お盆を取り入れるのが難しそうだったら、そんなふうに定位置を決めるなど秩序のある空間作りを心がけるといいですね

何歳くらいから?

あつと
あつと
お盆は何歳くらいから取り入れるといいの?
まりこ
まりこ
1歳半〜2歳くらいになったら、取り入れはじめたいね

1歳半くらいになると歩行が安定してきて、物を持って運ぶということができるようになってきます。
そうなってきたら棚から活動をする机まで、お盆を運んで活動しましょう。

もちろん1歳半になったら、すぐにできるようになるわけではなく、徐々に取り入れるというイメージです。

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お盆の選び方、どんなお盆がいいの?

あつと
あつと
よし、わかった。
そこまで言うならお盆をうちでも導入します!
あつと
あつと
どんなお盆がいいのかな?
まりこ
まりこ
取っ手がついているものがオススメだよ

「ここを持つんだよ」など、言わなくても自然と持ち方がわかりますし、小さい子どもでも持ちやすいというのがその理由です。

小技紹介

滑りやすいものの場合は、お盆に滑り止めマットを敷いておくといいです。

お盆がなくてもいい例外

あつと
あつと
あれ?でもお盆にのってないものもある・・・。

まりこ
まりこ
実はお盆じゃなくてもいいんだよね
あつと
あつと
え!ここまでこんなにお盆推しだったのに!
まりこ
まりこ
お盆だとまとまりにくいものはカゴでもOKだよ

一つの活動が一つにまとまっているっていうことが大事です。
お盆を用意することば難しい場合は、活動ごとに一つにまとめるということを意識して環境づくりをしてみてください。

まとめ

あつと
あつと
はー。たかがお盆、されどお盆って感じでした。
まりこ
まりこ
お盆があると場所もとるし、大変な部分もあるけど、おうちでモンテッソーリ教育をやろうと思っていたらぜひ取り入れてほしいところです!
あつと
あつと
はーい!
まりこ
まりこ
活動を置くというより、飾るくらいの気持ちで大人が見ても魅力的な空間が作れるといいですね
まとめ

お盆の役割
活動に必要なもの、使うものをまとめておく

お盆が必要な理由
理由1.子どもの「やりたい」を引き出す
理由2.子どもの「やりたい」気持ちをすぐに満たす
理由3.子どもが活動に集中できる
理由4.子どもの自立を助ける
理由5.安心感を与え、秩序のある思考を育てる

1歳半〜2歳くらいから、徐々に取り入れる

取っ手のあるものがオススメ

活動を一つにまとめておくことができれば、カゴなどお盆でなくてもOK

取材・文:あつと
監修:モンテッソーリアンまりこ

ABOUT ME
モンテッソーリアンまりこ
モンテッソーリアンまりこ
合同会社コソダチ代表/国際モンテッソーリ3-6ディプロマ/国際モンテッソーリ認知症ケアワーカー/オムツなし育児アドバイザー/保育士/幼稚園教諭/モンテッソーリ教育を学べるオンラインサロン「子育ての学校」主宰/ネットショップ「コソダチショップ」プロデューサー
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