当サイトでは、国際資格を持つモンテッソーリアンまりこ監修のもと、モンテッソーリ教育についてできるだけわかりやすい言葉を使って解説しています。
おすすめ絵本は随時更新していきます。(更新のお知らせはTwitterより)
現実的な内容でシンプルなものを選ぼう!
0歳児向けというと、絵がデフォルメされたかわいらしい絵のもの、動物がしゃべったり、人が空を飛んだり楽しそうなものをイメージされるかもしれませんが、モンテッソーリ教育ではそうではありません。
現実の世界にそくした現実的な内容のもの、デフォルメされた絵ではなく、リアルな絵のもの、そんな絵本を選びましょう。
はじめての絵本にオススメ!
みる
作:ヘレン・オクセンバリー
出版社:童話館出版
対象年齢:
読み聞かせするなら → 0歳〜3歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:なし
文体:
1ページにつき1単語が書かれています。
絵のテイスト:
やさしいタッチの絵
内容:
小さな子どもが、子どもの目線で身の回りにあるものを発見し、目で追いかけたり、じっと眺めたり、その物に対しての色々な見方が描かれています。
登場するもの:
ちょうちょう、かえる、飛行機、ともだち、はな、月
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
読み聞かせではなく、会話をしながら楽しむ
文字がないので、子どもと自由に会話をしながら楽しめます。
したく
作:ヘレン・オクセンバリー
出版社:文化出版局
対象年齢:
読み聞かせするなら → 0歳〜3歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:文字なし
文体:文字なし
絵のテイスト:
やさしいタッチの絵
内容:
小さな子どもが、お出かけに行く前に、着替えをしたり、靴を履いたりするなど、仕度の手順が丁寧に描かれています。
登場するもの:
下着(パンツ、シャツ)、靴下、靴、上着、ズボン、帽子
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
「何してるんだろうね」と話しながら、いろいろな会話をしながら楽しんでいます。
絵がリアルすぎて食べたくなっちゃう?!
くだもの
作:平山和子
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら → 0歳〜3歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:話し言葉
絵のテイスト:
果物が10種類、本物そっくりのリアリティで、本物と照らし合わせても楽しめます
内容:
ストーリーはなく、果物を食べる前の形と食べるときに切った後の形が描かれています
登場するもの:
春夏秋冬の旬のくだものが10種類
オススメしてくれた人:江山綾乃
すると、一人で絵本を開いていたときに、その絵本の絵があまりにもリアリティがあるので、大好きなくだもののページを噛んで食べようとしていました。
実は0歳には写真の絵本がとてもオススメ
現実の世界を子どもに伝えるという意味では、写真の絵本もとてもオススメです。
絵本が絵本だけの世界で完結するのではなく、絵本と現実が結びついていきます。
0歳から楽しめる写真絵本
やさい
出版社:ポプラ社
対象年齢:
読み聞かせするなら → 0歳〜3歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:物の名前(単語)のみ
絵のテイスト:写真
内容:
17種類のきれいな野菜の写真が載っています。
それぞれの野菜の特徴がとても分かりい絵本です。
登場するもの:
トマト、きゅうり、キャベツ、白菜、にんじん、だいこん、ピーマン、玉ねぎ、ナス、ブロッコリー、アスパラガス、サツマイモ、じゃがいも、とうもろこし、ほうれん草、ゴーヤ、カボチャ
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
小さいうちから伝えたい「挨拶」
「こんにちは」という普段使う挨拶を絵本でも聞けるのがいいですね。
こんにちは どうぶつたち
案:とだきょうこ
写真:さとうあきら
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら → 0歳〜3歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:話し言葉・挨拶
絵のテイスト:写真
内容:
ページをめくるごとに違う動物が登場します。
「こんにちは」という言葉が繰り返し出てきて、動物たちに挨拶をしているかのような絵本です。
登場するもの:
チンパンジー、オオカミ、カピバラ、コアラ、ゴリラ、ぞう、チーター、ポニー、マレーグマ、ライオン、レッサーパンダ
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
「こんにちは」だけでなく、「おはよう」「いってきます」「ただいま」「おかえり」「こんばんは」「ありがとう」「ごめんね」、子どもに積極的に使いたいですね!
まとめ
シンプルな内容のものばかりで、大人には「あまりおもしろくないなあ」と思ってしまうかもしれません。
ですが、子どもにとってはどれも魅力的なものばかりです!
文字が少ないので、慣れてきたら絵本に書いてあることだけでなく、絵本を見ながらいろいろな語りかけや会話をしてみましょう。
絵本を通して、この世界のことを生まれてきたばかりの赤ちゃんに伝えてあげてください。
はじめての絵本にオススメ!
読み聞かせではなく、会話をしながら楽しむ
絵がリアルすぎて食べたくなっちゃう?!
0歳から楽しめる写真絵本
小さいうちから伝えたい「挨拶」