当サイトでは、国際資格を持つモンテッソーリアンまりこ監修のもと、モンテッソーリ教育についてできるだけわかりやすい言葉を使って解説しています。
おすすめ絵本は随時更新していきます。(更新のお知らせはTwitterより)
【低年齢】0〜3歳向け
犬やねこは一番よく見かける動物だと思います。
よく見かけるということは、子どもが興味を持ちやすいということです。
あまり絵本を読んでこなかったお子さんでも読みやすいかもしれませんね。
「ねこですか?」「ねこです。」
ねこです。
作:北村裕花
出版社:講談社
対象年齢:
読み聞かせするなら →0〜3歳
子どもが自分で読む難易度 →★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:話し言葉
絵のテイスト:色彩がはっきりとした写実的なイラスト
内容:色々なかたち、仕草、表情のねこが登場し、丸まっているねこを違うものに見立てたりする可愛らしい絵本です。
登場するもの:ねこ、犬、まんじゅう
オススメしてくれた人:きよみ
「ねこですか?」「ねこです。」と、リズミカルに読めるのも楽しいポイントですね。
いろんなねこ、同じところどこ?
ねことねこ
作:町田尚子
出版社:こぐま社
対象年齢:
読み聞かせするなら →0歳〜3歳
子どもが自分で読む難易度 →★☆☆
文字数:話し言葉
文体:話し言葉
絵のテイスト:リアルな絵
内容:表情や仕草など様々な猫が登場し1匹1匹違うねことねこの同じところや違うところを見比べて探していくというお話です。
登場するもの:ねこ
オススメしてくれた人:きよみ
いろんなねこを見るだけでも楽しいし、「同じところどこだ?」ということばでじっと見比べるのも楽しいです。
子ねこの小さな冒険
短いお話なので、低年齢のお子さんでも読みやすいです。
ちいさなねこ
作:石井桃子
絵:横内襄
出版社:福音館
対象年齢:
読み聞かせするなら →1歳半〜6歳
子どもが自分で読む難易度 →★★☆
文字数:ふつう(文字数が普通の絵本の例)
文体:話し言葉
絵のテイスト:写実的な絵
内容:子ねこが、車にひかれそうになったり、犬に追いかけられたりするが、お母さんねこが助けにきてくれるお話。
登場するもの:子ねこ、お母さんねこ、人間の子ども、車、犬
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
まさに名作!うちの子にも何度も読みました。
【高年齢】3〜6歳向け
犬とねこはわたしたちとって一番身近な動物のひとつです。
ただかわいい存在ではなく、身近な動物だからこそ生き物の神秘や生態などを知るきっかけにもなります。
犬の生態と気持ちを知る
ぼくんちのゴリ
作:笠野裕一
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら →3〜6歳
子どもが自分で読む難易度 →★★☆
文字数:多い(文字数が多い絵本の例)
文体:話し言葉
絵のテイスト:あたたかみのあるふんわりした絵
内容:男の子が飼っている犬(ゴリ)の仕草から読み取る犬の気持ちについてのお話。
登場するもの:男の子、犬、蛙、傘、ボール
オススメしてくれた人:きよみ
犬の生態を知るとともに生き物と心を通わせるということにもつながってくれたらうれしいです。
ペットだけじゃない犬と人間の関係
世の中にはいろんな人や犬がいるんだと多様性を感じることができます。
介助犬レスキューとジェシカ
文:ジェシカ・ケンスキー、パトリック・バウネス
絵:スコット・マグーン
翻訳:よしいかずみ
出版社:BL出版株式会社
対象年齢:
読み聞かせするなら →3〜6歳
子どもが自分で読む難易度 →★★★
文字数:多い(文字数が多い絵本の例)
文体:ていねいな話し言葉
絵のテイスト:現実的なイラスト
内容:介助犬のレスキューと両足を切断することになったジェシカが出会って、二人で楽しく生きていくお話。
登場するもの:レスキュー(介助犬)、ジェシカ(両足を失った女の子)、訓練士、ジェシカの家族、車椅子、義足など
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
自分にとって知らない世界だからか、「なんで?」と興味津々でした!
生命の神秘を感じる
動物に触れる機会がある子はもちろん、ない子にもおすすめ!
こいぬがうまれるよ
文:ジョアンナ・コール
写真:ジェローム・ウェクスラー
翻訳:つぼいいくみ
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら →3歳〜6歳
子どもが自分で読む難易度 →★★★
文字数:多い(文字数が多い絵本の例)
文体:書き言葉
絵のテイスト:モノクロの写真
内容:仔犬の誕生から成長までが描かれた写真付きの絵本です
登場するもの:犬、こいぬ、女の子
オススメしてくれた人:きよみ
絵本を通して子どもに生命の力強さや神秘が伝わったらと思っています。
ペットを飼うことを考えるきっかけに
ある犬のおはなし
作:kaisei
絵:kaisei
発行所:株式会社トゥーヴァージンズ
印刷会社:萩原印刷株式会社
対象年齢:
読み聞かせするなら →6〜小学校初等
子どもが自分で読む難易度 →★★★
文字数:多い(文字数が多い絵本の例)
文体:ていねいな話し言葉
絵のテイスト:鉛筆画
内容:ある犬が、人に飼われて楽しい日々を過ごすが、その人に捨てられ、殺処分になってしまうお話。
登場するもの:犬、飼い主、殺処分を実行するおじさん
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
辛い現実ですが、知っていくこと、伝えていくことは大切です。
作品の中には「死」「殺される」などの言葉や恐ろしいイラストはなく犬目線で描かれています。
まとめ
犬・ねこをテーマにした絵本いかがでしたでしょうか。
犬やねこは身近な動物だからこそお子さんが興味を持ちやすいテーマです。
絵本もたくさんあるので、今回紹介した以外にも素敵な絵本がたくさんあるかと思います。
素敵な絵本があったらぜひ教えてくださいね!
モンテッソーリ教育的に絵本を選ぶとしたらポイントは
犬やねこがおしゃべりしたり、服をきたり、二足歩行したりしていないものを選ぶということです。
0〜6歳のモンテッソーリ教育は子どもに現実を伝えることを大切にしているからです。
ぜひ絵本選びの参考にしてみてください!
「ねこですか?」「ねこです。」
いろんなねこ、同じところどこ?
子ねこの小さな冒険
犬の生態と気持ちを知る
ペットだけじゃない犬と人間の関係
生命の神秘を感じる
ペットを飼うことを考えるきっかけに