当サイトでは、国際資格を持つモンテッソーリアンまりこ監修のもと、モンテッソーリ教育についてできるだけわかりやすい言葉を使って解説しています。
おすすめ絵本は随時更新していきます。(更新のお知らせはTwitterより)
ぼくたち、わたしたち地球人!
モンテッソーリ教育の生みの親であるマリア・モンテッソーリ女史は、「どこ出身?」と聞かれて「地球出身」と答えたそうです。
わたしたちも日本人ですが、その前に地球人なんですよね。
当たり前のことですが、忘れがちなことだと思います。
0〜6歳は自分の「当たり前」を作っていく時期です。
だからこそ、この世界にはいろんな人がいること、いろんな文化があることを伝えていきたいですね。
実際に海外に行くのは難しいかもしれませんが、絵本で伝えていくことはできます。
目に見えない少し遠くのことも想像できるような年齢、3、4歳くらいから、ぜひ少しずつ取り入れてみてください。
みんな違って、みんないい
せかいのひとびと
作:ピーター・スピア
絵:ピーター・スピア
翻訳:松川 真弓
出版社:評論社
対象年齢:
読み聞かせするなら →3歳〜小学生
子どもが自分で読む難易度 →★★☆
文字数:ふつう(文字数が普通の絵本の例)
文体:話し言葉
絵のテイスト:リアルなタッチの絵
内容:この地球には、約75億人もの人がいて、その中には誰一人として同じ人はいない。
体の大きさ、肌の色、顔の形、住んでる家、好きな遊び、話す言葉…。
世界にはさまざまな民族、風習、言語、文化などがあることが分かりやすく書かれています。
登場するもの:地球、それぞれの国の衣服、家、言葉、祭り、遊び
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
驚きや発見もたくさんあると思います。
持続可能な社会を考える
今、世界は あぶないのか? 地球を守る
作:ルイーズ・スペルズベリー
絵:ハナネ・カイ
翻訳:大山 泉
監修:解説:佐藤 学
出版社:評論社
対象年齢:
読み聞かせするなら →3歳〜小学生
子どもが自分で読む難易度 →★★★
文字数:とても多い(文字数がとても多い絵本の例)
文体:漢字を含む説明文
絵のテイスト:丁寧に描かれているイラスト
内容:世界がゴミで溢れたら、空気が汚れていったら、木がなくなったらどうなるか、など地球の環境問題について分かりやすく書かれています。
そのことから、地球に優しい世界を作るために何をすべきなのか考える手がかりになる1冊です。
登場するもの:汚染、地球温暖化、森林伐採、廃棄物、リデュース、リサイクル、省エネルギー
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
小さい子には難しい言葉も多いですが、環境について知るきっかけになればと思っています。
不思議と2歳半の息子は読んでほしたがります。
地球規模の視点で見てみよう
世界の代表的な山、川や時差などについて知ることができます。
せかいちず絵本
作:とだ こうしろう
絵:とだ こうしろう
出版社:評論社
対象年齢:
読み聞かせするなら →4歳〜小学生
子どもが自分で読む難易度 →★★☆
文字数:多い(文字数が多い絵本の例)
文体:ていねいな話し言葉
絵のテイスト:カラフルでシンプルな絵
内容:宇宙の中にある地球というところからお話が始まっていきます。
その地球の中には様々な国があり、色々な文化や人々がいることが簡潔に書かれています。
世界の山、川、海や、時差にも触れ代表的なものを比較して子どもにも分かりやすく描かれています。
登場するもの:地球、アジア、ヨーロッパ、ロシア、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、オセアニア、世界の山、世界の川と湖、世界の海、時差、世界の季節、世界の鉄道、世界の動物、
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
あいさつの違いから、多様性を感じる
世の中にはいろんな人がいると感じられる一冊。
世界のあいさつ
作:長 新太
監修:野村 雅一
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら →3歳〜小学生
子どもが自分で読む難易度 →★★☆
文字数:多い(文字数が多い絵本の例)
文体:話し言葉
絵のテイスト:コミカルなイラスト
内容:世界の様々な挨拶の仕方が漫画の要素も含んで描かれています。
舌を出したり、頬にキスをしたり、泣き叫ぶなど、国や民族によって違った挨拶の仕方があり、世界の種族の人の衣服やその文化などを知ることが出来ます。
登場するもの:漢族、モンゴル族、チベット人、マレー人、マリオひがし(ニュージーランド)、アラブ人、西アジアのイスラム教徒、ハドラマウト族(アデン)、ザンデ族(中央アフリカ)、サン人(南アフリカ)、キクユ族(東アフリカ)、トングェ族(タンザニア)、ヤオ族(東アフリカ)、ヨルバ族(ナイジェリア)、モンゴ族(ザイール)、ウオロフ族(セネガル)、バンバラ族(マリ)、ワイカ・インディアン(南アメリカ)、ヨーロッパ人、イヌイット人(カナダ)
オススメしてくれた人:きよみ先生
大人でもびっくりするようなものもありました。
お子さんと実際に挨拶をやってみるのも面白いかもしれません。
世界の文化の違いを知る
日本以外の国々にも興味を持ち始めたらぜひ紹介してあげたい1冊です!
世界とであうえほん
文:村田ひろこ
絵:てづかあけみ
監修:辻原康夫
出版社:パイ・インターナショナル
対象年齢:
読み聞かせするなら →3歳〜小学生
子どもが自分で読む難易度 →★★☆
文字数:多い(文字数が多い絵本の例)
文体:話し言葉
絵のテイスト:アニメチックで色鮮やかなイラスト
内容:世界には様々な人がいて、衣装・住居・食べ物・市場・乗り物・祭り・言語などの文化の違いが丁寧に描かれているので
様々な国のことを楽しく知ることができます。
登場するもの:ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア、きたアメリカ、みなみアメリカ、
各国の衣服、住居、食べ物、おやつ、市場、乗り物、遊び、スポーツ、音楽、祭り、宗教、文字、挨拶、マナー
オススメしてくれた人:きよみ先生
絵も多く、楽しく読める一冊です。
国旗を知る!国旗から興味を持つ!
逆に、国旗からその国のことを興味を持つこともあるかもしれません。
こっきのえほん
作:戸田やすし
出版社:戸田デザイン研究室
対象年齢:
読み聞かせするなら →3歳〜小学生
子どもが自分で読む難易度 →★☆☆
文字数:とても少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:図鑑
絵のテイスト:
内容:世界の国々の国旗を1ページごとに紹介しています。国名と、場所もわかります。
登場するもの:世界の国旗(48の国の国旗)
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
オリンピックがあれば、いろんな国の名前を聞くことになるので、そういったタイミングで紹介するのもいいかもしれません。
まとめ
もしかしたら、「子どもには難しすぎるんじゃない?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろんすべてを理解することはできないかもしれません。
ただそれでも、紹介していくことはとても大事です。
まったく聞いたことないのと、ちょっとでも聞いたことがあるのは大違いですよね。
世界平和を実現していくのはわたしたちの子どもたちです。
そして世界平和の実現のためには、世界を見据えた視点が必要です。
こういった絵本が、もしかしたら世界平和へつながっているのかもしれませんね。
少し大げさですか?でも本当です。
みんな違って、みんないい
持続可能な社会を考える
地球規模の視点で見てみよう
あいさつの違いから、多様性を感じる
世界の文化の違いを知る
国旗を知る!国旗から興味を持つ!