当サイトでは、国際資格を持つモンテッソーリアンまりこ監修のもと、モンテッソーリ教育についてできるだけわかりやすい言葉を使って解説しています。
今回ご紹介する絵本はただ淡々と料理をするような絵本が多いと思います。
大人からしてみると、あまり魅力的に感じないかもしれませんが、子どもにはリアルな絵の現実的な内容の絵本こそ、ぜひ紹介してあげてください。
そして、絵本を読むだけではなく、ぜひ実際に料理をしているところを見せてあげたり、一緒に作ってみたりしてください。
そうすることで子どもの学びは何倍にもなります。
おすすめ絵本は随時更新していきます。(更新のお知らせはTwitterより)
0歳から読める低年齢向け
何を作っているの?楽しい仕掛け絵本
フライパン
作:きのしたけい
絵:moko
出版社:コクヨ株式会社
対象年齢:
読み聞かせするなら → 0歳〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:話し言葉、擬音語・擬態語
絵のテイスト:
リアルなタッチのおいしそうな絵
内容:
フライパンを使って様々な料理を作ります。
フライパンのフタを開けられるような仕掛け絵本になっていて料理の様子が見えるのが楽しいです。
登場するもの:
フライパン、ホットケーキ、目玉焼き、卵焼き、野菜炒め、鮭
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
0歳くらいの子でも一生懸命めくろうとする姿が見られます。
リズミカルに海苔巻きを作る!
のりまき
作:小西英子
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら → 0歳〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:話し言葉
絵のテイスト:
やさしいタッチのおいしそうな絵
内容:
ご飯にいろいろな具材をのせて、のりまきを作る様子が描かれています。
登場するもの:
まきす、のり、ご飯、具材(卵焼き、きゅうり、えび、あなご、寛平、椎茸)
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
火も使わず手軽にできるので、安心安全、また作ろうと思います!
こちらもオススメです。
カレーライスを作る前後に読んでみよう
カレーライス
作:福音館書店
出版社:小西英子
対象年齢:
読み聞かせするなら → 0歳〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:話し言葉、擬音語・擬態語
絵のテイスト:
やさしいタッチのおいしそうな絵
内容:
カレーを作る一つ一つの工程が丁寧に描写されています。
登場するもの:
玉ねぎ、肉、じゃがいも、人参、鍋、カレールー
オススメしてくれた人:くみこ
持っていて損しない一冊だと思います。
おにぎりってどうやって作ってるの?
おにぎり
文:平山英三
絵:平山和子
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら → 0歳〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:話し言葉、擬音語・擬態語
絵のテイスト:
やさしいタッチで質感が伝わってくるような絵
内容:
ご飯を握って、梅干しのおにぎりを作るというシンプルな内容です。
登場するもの:
手、のり、ご飯、梅干し
オススメしてくれた人:くみこ
「ぎゅっぎゅっ」と言って楽しそうに作っています!
1歳半以降、読むだけじゃなくて一緒に作ってみよう!
うどんを小麦粉から作ってみよう!
うどんできた!
作:加藤休ミ
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら → 1歳半〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★★☆
文字数:ふつう(文字数が普通の絵本の例)
文体:話し言葉
絵のテイスト:
川の様子だけでなく、天気や周囲の生活まで、細かくユーモラスに描かれています。
内容:
子どもたちが小麦粉からうどんを作ります。こねたり、踏んだり、一連の流れが楽しく描かれています。
登場するもの:
うどん
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
絵本の中のように「ふみふみ」と楽しく作れましたし、とっても美味しくて、息子も大喜びでした!
立体的に見えるのが楽しい!ホットケーキ作り
きょうのおやつは
作:わたなべ ちなつ
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら → 1歳半〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:
話し言葉
絵のテイスト:
リアルなタッチのおいしそうな絵
内容:
ホットケーキを作るのですが、鏡のように反射する仕掛け絵本になっていて、立体的に作る様子を見ることができます。
登場するもの:
たまご、牛乳、小麦粉、砂糖、ホットケーキ、猫
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
高年齢になったら自分でページを開く角度を調整しながら読むのも楽しいと思います。
できるところは子どもにまかせて一緒に料理!
おとがあふれてオムライス
作:夏目義一
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら → 1歳半〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★★☆
文字数:ふつう(文字数が普通の絵本の例)
文体:
話し言葉、擬音語・擬態語が使われている
絵のテイスト:
写実的で、手の動きや食材がリアル。焼けた卵や出来上がったオムライスが本当においしそう!
内容:
女の子がお父さんと一緒に、お昼ご飯のオムライスを作ります。
食材や調理する手元(絵)と調理中の音(文章)に焦点を当てて描かれています。
登場するもの:
女の子、お父さん、台所、オムライスの材料(にんじん、ピーマン、玉ねぎ、ひき肉、卵、ご飯、バター、塩、コショウ、ケチャップ)、調理器具(包丁、フライパン、菜箸、木べら、ボウル、泡だて器)、お皿
オススメしてくれた人:ひろこ
子どもは食べ物の絵本が大好きなので、ここから実際の調理活動につなげられるといいなと思いました。
意外と子どもは知らない?ハンバーグの中身
ハンバーグハンバーグ
作:武田美穂
出版社:ほるぷ出版
対象年齢:
読み聞かせするなら → 1歳半〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:話し言葉、擬音語・擬態語
絵のテイスト:
少しコミカルなかわいらしい絵
内容:
材料を混ぜたり、お肉をこねたりしながらハンバーグを作っていきます。
登場するもの:
玉ねぎ、パン、牛乳、卵、ひき肉、フライパン
オススメしてくれた人:くみこ
たまねぎ入ってるんだ!パン入ってるんだ!と楽しんで読めました。
おにぎりの作り方の教科書的な絵本
おにぎりをつくる
文:高山なおみ
写真:長野陽一
出版社:ブロンズ新社
対象年齢:
読み聞かせするなら → 1歳半〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:話し言葉、
絵のテイスト:
写真
内容:
お米を研いで炊くところから始まり、おにぎりを握っていきます。
登場するもの:
炊飯器、手、ご飯
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
その思いも素敵ですし、その通りの内容の写真絵本です!
まとめ
お子さんにピッタリの一冊を見つけてみてください!
最初にも書きましたが、ぜひ料理をするところを見せてあげたり、一緒に作ったりしてみてくださいね!
子どもは実際に見たりやったりしたことに関してものすごく興味を示しますし、絵本で見たことを実際にやったり見たりしても興味を示すでしょう。
逆に見たこともやったこともないことに関しては興味を示しにくいですよね。
0歳から読める絵本として何冊か紹介しましたが、0歳はまだ離乳食で実際にカレーを食べたりおにぎりを食べたりはしないと思います。
だからこそ意識して作っているところ見せたり、大人が食べるところを見せたりしてあげるようにしてみてください。
こんなふうに絵本と生活を結びつけることを忘れずに取り入れてみてください!
何を作っているの?楽しい仕掛け絵本
リズミカルに海苔巻きを作る!
カレーライスを作る前後に読んでみよう
おにぎりってどうやって作ってるの?
うどんを小麦粉から作ってみよう!
立体的に見えるのが楽しい!ホットケーキ作り
できるところは子どもにまかせて一緒に料理!
意外と子どもは知らない?ハンバーグの中身
おにぎりの作り方の教科書的な絵本