当サイトでは、国際資格を持つモンテッソーリアンまりこが、モンテッソーリ教育についてできるだけわかりやすい言葉を使って解説しています。
おすすめ絵本は随時更新していきます。(更新のお知らせはTwitterより)
0歳〜のオススメ絵本【2冊】
雨の時期、昆虫が好きな子におすすめ!
ぜひ雨の日に読んであげてください!
はっぱのおうち
作:征矢 清
絵:林 明子
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら → 0〜3歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:話し言葉
絵のテイスト:
優しいタッチで描かれています。
内容:
雨が降ってきて、女の子が葉っぱの下で雨宿りをします。
するとそこに昆虫たちも雨宿りをしにきて、昆虫たちとふれあっているうちに雨があがるというお話です。
登場するもの、景色:
女の子、ちょうちょ、こがねむし、あり、てんとうむし
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
雨の日のお散歩を大好きにしてくれた一冊
雨、あめ
作:ピーター・スピアー
出版社:評論社
対象年齢:
0歳〜小学校低学年
文字数:文字なし
絵のテイスト:
雨の日に見られる風景がていねいなタッチでたくさん描かれています。
文字はありませんが音が聞こえてくるかのような描写です。
内容:
姉弟が庭で遊んでいるところに、雨が降り出します。
2人はレインコートと長靴を履き、傘を持って雨の日のお散歩に出かけます。
登場するもの、景色:
お父さん、お母さん、姉、弟
鳥、犬、猫、うさぎ、リス、あひる
庭の草木や花、菜園
オススメしてくれた人:ちーさん
いつもの道に水路ができてたり、手すりの水滴を1つ1つ落としたりと、普段は見つけられない発見をして、晴れの日では歩かないような距離を歩きます。
そのきっかけをつくってくれたのは、この本かもしれません。
1歳〜のオススメ絵本【2冊】
「乗り物好き」が雨の日に読むなら、この1冊
乗り物好きな1歳8ヶ月の息子のお気に入りです。
あめのひのえんそく
作: 間瀬 なおかた
出版社: ひさかたチャイルド
対象年齢:
読み聞かせするなら → 1〜3歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:書き言葉・リズミカル
絵のテイスト:
仕掛け絵本の要素があり、色彩豊かな街並みや風景がとっても素敵です。
内容:
雨の日にバスに乗って遠足に行く道のりを描いた絵本です。
トンネルをくぐるたびに、違った景色が見えてきて、目的地に着くと雨は止み虹がかかっているという仕掛けがあります。
登場するもの、景色:
バス、その他たくさんの車、もみじやま、かえでやま、たんぼ、まきば、ききょうの野、海、ぶどうやま
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
遠足の前後や、7月ごろの桔梗の季節に読むのもオススメです!
どしゃぶりの雨を全身で感じる男の子を描いた1冊
雨が降ったときや、雨を感じたあとに読むのがオススメです。
どしゃぶり
絵: はた こうしろう
文: おおなり 由子
出版社: 講談社
対象年齢:
読み聞かせするなら → 1歳半〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★★☆
文字数:ふつう(文字数が普通の絵本の例)
文体:書き言葉・オノマトペ
絵のテイスト:
子どもの視線で雨を描いています。見ていると、自分も子どもになって雨の中にいる気分になり、雨が魅力的にみえてくる絵です。
内容:
暑い日に、どしゃぶりの雨が降ってくるお話です。
男の子は傘をさして雨の音を楽しんだり、傘を投げ出して裸足で水たまりを感じたり、全身で雨を浴びたり、雨を楽しみます。
登場するもの、景色:
男の子、傘
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
4歳〜のオススメ絵本【2冊】
雨の情景を豊かな言葉で表現、絵本の読み聞かせから読書への橋渡し
毎日雨が降っている梅雨の時期に毎日何ページかずつ読み進めてもいいと思います。
作:シャーリー・モーガン
絵:エドワード・アーディゾーニ
訳:なかがわ ちひろ
出版社: のら書店
対象年齢:
読み聞かせするなら → 4歳〜小学校低学年
子どもが自分で読む難易度 → ★★★
文字数:とても多い(文字数がとても多い絵本の例)
文体:ていねいな話し言葉
絵のテイスト:
絵は多くなく挿絵程度です。
単色で描かれた情景に、表現豊かな言葉で色を入れているようです。
内容:
雨の降っている日、男の子と女の子は本当は外に出たいけれど、お母さんに「濡れるからダメ」と怒られるんじゃないかと思って言いだせません。
するとお母さんに、「小雨になってきたから遊んでいらっしゃい」と言われ、大喜びで雨楽しむお話です。
登場するもの、景色:
男の子、女の子、かさ、レインコート、長靴、新聞屋さん、車、とり、ねこ、いぬ
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
絵本の読み聞かせから、書物の読書に変わる中間の絵本というかんじです。
「なんで雨が降るの?」と思ったときに読みたい1冊
どうして雨が降るのか知れる絵本です!
ほら あめだ!
作:フランクリンM. ブランリー
絵:ジェームズ・グラハム・ヘイル
訳:やすなりてっぺい
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら → 4歳〜小学校低学年
子どもが自分で読む難易度 → ★★★
文字数:とても多い(文字数がとても多い絵本の例)
文体:話し言葉と書き言葉が混在
絵のテイスト:
水蒸気や、蒸発など、科学的な難しい言葉を、理解しやすいイラストで表現している。
内容:
雨は雲から降ってきて、雲は水の粒でできていて、水の粒は、洗濯物や、やかんの水や海の水からできていて・・・水は循環しているということを体感できる絵本になっています。
登場するもの、景色:
あめ、くも、ひょう、外国の子どもたち、いぬ、気球、やかん、など
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
1歳8ヶ月の息子にはまだ全然早いですが、「あめ!」と言って持ち出して、ひとりでじっくりイラストを見ていたりします。
オススメ絵本を一緒に紹介しませんか?
「子育ての学校 ~おうちではじめるモンテッソーリ教育~」では、毎月オススメ絵本をまとめて当サイトでの紹介をおこなっています!
まとめ
これで今年の梅雨は乗り切るぜ
雨の時期、昆虫が好きな子におすすめ!
雨の日のお散歩を大好きにしてくれた一冊
「乗り物好き」が雨の日に読むなら、この1冊
どしゃぶりの雨を全身で感じる男の子を描いた1冊
雨の情景を豊かな言葉で表現、絵本の読み聞かせから読書への橋渡し
「なんで雨が降るの?」と思ったときに読みたい1冊