当サイトでは、国際資格を持つモンテッソーリアンまりこ監修のもと、モンテッソーリ教育についてできるだけわかりやすい言葉を使って解説しています。
おすすめ絵本は随時更新していきます。(更新のお知らせはTwitterより)
0歳から、低年齢向け
夏になったらまず読んであげたい1冊
麦茶や扇風機など夏の風物詩がたくさん出てくるので、そういったものをお子さんにご紹介しながら読んでもいいですね。
夏がきた
絵・文:羽尻利門
出版社:あすなろ書房
対象年齢:
読み聞かせするなら → 0歳〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:
話し言葉
絵のテイスト:
リアルで美しい絵
内容:
田舎の海沿いの家で、朝起きて、友達がやってきて、夕立が来て帰る。
夏らしい景色や食べ物、植物や昆虫に囲まれた1日を表現しています。
登場するもの:
むぎちゃ、扇風機、うちわ、うみ、どしゃぶり、はなび、とんぼ、海の家、たんぼ など
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
川や海について楽しく知ることができる
川 (絵巻えほん)
作:前川かずお
出版社:こぐま社
対象年齢:
読み聞かせするなら → 1歳〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → なし
文字数:なし
絵のテイスト:
川の様子だけでなく、天気や周囲の生活まで、細かくユーモラスに描かれています。
内容:
文字はありません。
雪山から川が生まれて、最後に海に流れ着くまでの過程を、7ページ使って1枚のインパクトあるパノラマに仕上げてあります。
登場するもの:
雪山、雲、雨、川、海、ダム、浄水場、農地、水田、池、牧場、工事現場、吊り橋、鉄橋、川くだり船、ロープウェイ、モノレール、電車、養殖場、川釣り、飛行機、ヘリコプター、フェリー、漁船、車、川の周りで暮らす人々、動物、魚、鳥、四季
オススメしてくれた人:ちーさん
実は私自身が子どものときに、雪山をスタートにして、迷路のように海まで指でたどっていました。
30年ほど経っても印象に残っています。
自然の中で虫採りがしたくなる1冊
なつのいちにち
作:はたこうしろう
出版社:偕成社
対象年齢:
読み聞かせするなら → 1歳半〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:話し言葉
絵のテイスト:
全体的に風景が大きく描かれており、非日常の大きな世界へ冒険に行くようなワクワク感のある描写がされています。
内容:
男の子が、クワガタを山へ取りに行くお話です。
登場するもの:
クワガタ、虫取り網、様々な虫や動物
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
虫採りしたいな〜って思っちゃいます!
足の裏で海や砂浜を感じる!感覚の敏感期にピッタリ
はだしになっちゃえ
文:小長谷清美
絵:サイトウマサミツ
出版社:福音館書店
対象年齢:
読み聞かせするなら → 1歳〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★☆☆
文字数:少ない(文字数が少ない絵本の例)
文体:
話し言葉、オノマトペが使われている
絵のテイスト:
躍動感のある明るいタッチの絵です。足に注目して描かれています。
内容:
男の子が海に入って、砂や波の感触、温度の変化を、足の裏で感じます。
登場するもの:
水着、パラソル、ビーチサンダル、浮き輪、海、波、砂浜、貝殻
オススメしてくれた人:ちーさん
きっと絵本の男の子に重ねて、足の裏で色んなことを感じ取ってくれていると思います。
絵本を片手に雲を探しに行こう!
入道雲など特徴的な雲が見やすい夏にはピッタリだと思います!
くもとそらのえほん
作・絵:五十嵐美和子
監修:武田康男
出版社:PHP研究所
対象年齢:
読み聞かせするなら → 1歳半〜6歳
子どもが自分で読む難易度 → ★★☆
文字数:ふつう(文字数が普通の絵本の例)
文体:書き言葉
絵のテイスト:
ひとつひとつの雲が丁寧に描かれているのはもちろん、空から見たようなきれいな景色を楽しめる。
内容:
いろいろな形の雲を紹介しながら、その名前の由来なども一緒に説明していきます。
登場するもの:
入道雲、綿雲、飛行機雲、うろこ雲、おぼろ雲、虹、羊雲、霧雲、レンズ雲、筋雲、しらす雲、夕日、朝日、光冠、巻末に様々な雲の紹介あり
オススメしてくれた人:くみこ
これを読んだ後は、「どんな雲があるかな?」と空を見上げてみたくなります!
3歳以降、高年齢向け
セミについて知ればセミ採りがもっと楽しくなる
セミたちの夏
写真と文:筒井学
出版社:小学館
対象年齢:
読み聞かせするなら → 4歳〜小学校低学年
子どもが自分で読む難易度 → ★★★
文字数:とても多い(文字数が多い絵本の例)
文体:
書き言葉(漢字にふりがな)
絵のテイスト:
写真です。写真はきれいですし、よく撮れたな〜というものもあり、見ごたえがあります。
内容:
登場するもの:
セミ、カマキリ、アリ、巻末に様々なセミの紹介あり
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
注意点があるとすれば、アップの写真も結構あるので虫が苦手な人は気をつけてください!ということです。
ひまわりの観察日記のお手本のような絵本
ひまわり
文・絵:荒井真紀
出版社:金の星社
対象年齢:
読み聞かせするなら → 4歳〜小学校低学年
子どもが自分で読む難易度 → ★★★
文字数:とても多い(文字数が多い絵本の例)
文体:書き言葉
絵のテイスト:
写実的で本当にていねいにひまわりが描かれています。
タネの描写など圧巻。
内容:
ひまわりの種を植えるところから始まります。
育て方や、見るポイントなどが丁寧に描かれています。
登場するもの:
ひまわり
オススメしてくれた人:モンテッソーリアンまりこ
「チューリップ」とかも読んでみたいな〜
まとめ
夏になったらまず読んであげたい1冊
川や海について楽しく知ることができる1冊
自然の中で虫採りがしたくなる1冊
足の裏で海や砂浜を感じる!感覚の敏感期にピッタリ
絵本を片手に雲を探しに行こう!
セミについて知ればセミ採りがもっと楽しくなる
ひまわりの観察日記のお手本のような絵本